うめぼしにっき2003 
今年は梅が出始めたのが少し遅かったのか、なかなか良い南紅梅に出会う事が出来ず、痺れを切らしてしまい、とうとう6月11日にまだ青みが残る梅を購入してしまった。そんなわけで、2日間ざるに入れたままほうっておき、黄色くなるまでまった。今日はだいぶいい感じになってきたので、漬け始める事にした。
今年使用する塩は、沖縄の「粟国の塩」500グラムで1000円以上する塩なので、もったいなかしら・・・とは思ったけれど、どうせ手間をかけるなら、美味しいものに仕上げたかったので、ちょっと奮発してしまった。17年近く梅干を漬けてているけれど、こんなに高い塩を使ったのは初めてなので、仕上がりが楽しみ〜♪

【道具】
漬物用のおもり4キロと2,5キロ
漬物用瓶
【材料】
南紅梅3キロ
粟国の塩450グラム
殺菌用に焼酎適量

*6月13日
1.焼酎で道具の消毒。
2.梅のぽっちをとり、水洗いしてざるに移し、水を切る。
3.梅を大きなボールに移し、焼酎を振りかけて振り洗いし、ざるに戻す。
4.6割くらいの塩と梅を交互に入れ、一番上に残った4割の塩を振り掛ける。
5.おもりはとりあえず6.5キロ乗せた。昨年は梅酢が瓶から溢れてしまい、カーペットを汚してしまったので、今年は梅酢が梅の上まであがったら、即  座におもりを減らすようにしたい。

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*6月14日

1.梅酢が梅にかぶさる量上がったので、おもりを4キロ一つに減らした。
熟してから漬けたので、梅酢が上がるのが早くてよかった。
紫蘇を探してこなくては。
*6月16日
葉を枝から切り取り、洗って水を切る。
分量の半分の塩をふり、
葉をちぎらないように塩をもみ込み
出たアクを搾リ出す。
残り半分の塩をふり
もう一度葉をちぎらぬよう
アクを搾り出す。
梅酢をボールに取り、あく抜きしたしそを入れて、梅酢を赤色に染める。
赤く染まった梅酢を瓶にもどし、
梅の上にしそをひきつめ、軽いほう(2.5キロ)のおもりを乗せ、密封した。
【材料】
しそ3束
にがりいりの塩約100グラム
殺菌用に焼酎
1
2
3
4
5
今年のしそは、梅が出回る前から売られていたので豊作だったようだ。価格も1束100円と、今までにいような安さだった。
ボールや瓶などは、雑菌が入らぬよう、何度も焼酎で殺菌しながらすすめていった。
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*8月11日

長かった梅雨もなんとかあけたようなので、梅干を干し始めましたが、いつもよりも晴天に恵まれず、3日干せばいいところを5日間も干す事になってしまいました。写真の梅干の上に張ってあるのは、薄いメッシュの布です。マンションの1階部分にある庭に干すため、万が一上からゴミなどが落ちてきたときや、鳥の糞が落ちたりするのを防ぐため張りました。
梅干の出来栄えは、梅があまり熟していなかったのと、夜露に当てられなかった事が原因してか、皮が固め。味は良いのですが、今までで一番皮の硬い仕上がりになりました。そんなわけで、毎年保存するときには梅酢を入れないのですが、今年は少し梅酢もいれておく事にしました。でも、これで柔らかくなるかは不明・・・無理かも(^^;