猫に大変好かれるハーブとして有名。
キャットミントは、キャットミント、キャットネップ・カラミントなどとも呼ばれ、
北アメリカ、ヨーロッパ原産.。
中国やインドから紅茶がもたらされる前まではよく薬草として飲まれていた。

また、この根は口に噛むとおとなしい性格の人を強く、荒っぽい気性に変えるといわれ、
死刑執行人はこれを食べないと仕事ができなかったという話もあるそうだ。

[利用法]
乾燥した葉を猫用ぬいぐるみに詰める。
気分が落ち込んだときには、葉っぱをワインに浮かべて飲む。
フランス料理では、スープやソースにいれたり、サラダに刻んだ葉を入れる。

[育て方]
一度根付けばとても丈夫に育つ。
種から育てるほか、多年草なので、株分けも出来る。挿し木もOK。
日当たりの良い場所に置き、長雨で倒れたときは支柱を立てる。
猫の通り道にならない場所へ植える。
冬場は北風を避け、ひだまりにおく。

[収穫]
開花寸前の頃、根元から刈り取り、風通しのよいところで干す。

[効能]
胃薬・小児用下痢止め・睡眠効果・発汗解熱効果・不安症・神経症
その他、
「若芽のジャムは悪夢をふせぐ」
「刺激が少ないので落ち着きの無い子に飲ませる」

参考資料
*東京堂出版ハーブの事典(北野佐久子編) 
*文化出版局ハーブプランターの鉢づくり
*朝日新聞社ハーブ新来の香草たち
*ヤマケイ手づくりライフ広田せい子のハーブブック

キャットニップ
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